ネットを活用した最強の勉強法 日本史の勉強法 講師 松本 恵介

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演習

インプットがある程度進めば、演習をバンバンやって下さい。この「ある程度進めば」がミソなんです。たまに「全部覚えてから問題を解く」という人がいますが、その考えは捨てましょう。時間がかかる上に効率が悪すぎます。日本史のイイところは、「ある程度」覚えたら「ある程度」解けてしまうところです。これの何がいいか、これから説明します。例として野球の話をしましょう。ある人が、素振りを1万回したとします。さすがに1万回も素振りをすれば、打撃フォームも固まってきました。その人が、いきなりバッターボックスに入って、「カキーン!」と打てるでしょうか。それよりも、素振りは100回でバッターボックスに立って、投手が投げる球を実際に体験した方が、打てるようになると思いませんか。「なるほど、直球はこう伸びてくるのか」「カーブはこう変化するのか」と実際の球をみることで、「それならこう打とう」と対策が立てられます。勉強に置き換えると、素振りをするというのはインプット、実際バッターボックスに立って投手の投げる球を打つというのは演習をするということです。つまり演習をするということは、実際の入試問題を解いて、傾向を知るということになります。出題のされ方がわかれば、対策が立てられるので、はるかに効率よく学習ができるんです。

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