ネットを活用した最強の勉強法 現代文の勉強法 講師 高橋 廣敏

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04

経験値を上げる

04-A問題集について

参考書で身につけた方法論を実際に使用することによって、自分の経験値を上げることも大切です。まずN予備校の現代文の問題集を解くことから始めましょう。授業をペースメーカーにして、授業の予習をし、授業後に、授業で扱わなかった問題を解くという方法がおすすめです。N予備校の現代文では、授業と問題集と参考書が、完全にリンクしています。授業で習ったことや問題集で解いたことを、参考書で確認してください。

また、第1回で言葉の知識を身につけることから始めて、第2回は文章の読み方、第3回から第12回で設問の形式別の解き方を学び、後半の第13回から第21回までは、ジャンル別に演習、第22回から第24回で総仕上げをするというカリキュラムになっています。

  • 第0回はじめに
  • 第1回ことばの知識を身につける
  • 第2回文章の読み方を身につける
  • 第3回設問の解き方を身につける
  • 第4回空欄補充問題① 接続語
  • 第5回空欄補充問題② 語・語句
  • 第6回内容説明問題① (評論)
  • 第7回内容説明問題② (随筆)
  • 第8回内容説明問題③ (小説)
  • 第9回理由説明問題① (評論)
  • 第10回理由説明問題② (随筆)
  • 第11回理由説明問題③ (小説)
  • 第12回その他の形式(語句問題・脱文挿入・整序問題 etc.)
  • 第13回演習編 言語論
  • 第14回演習編 文学論
  • 第15回演習編 芸術論・宗教論
  • 第16回演習編 哲学・思想論
  • 第17回演習編 文化論
  • 第18回演習編 社会論
  • 第19回演習編 文明・科学論
  • 第20回演習編 随筆
  • 第21回演習編 小説
  • 第22回総仕上げ編 評論
  • 第23回総仕上げ編 随筆
  • 第24回総仕上げ編 小説

たとえば、芸術論を苦手とする受験生は多いと思います。でも、特定のジャンルが苦手な場合、本番の点数が不安定になります。様々なジャンルの文章に触れ、その文章をしっかりと理解することによって自信をつけ、苦手を得意に変えましょう。これも最強の受験生になるためには必要なことです。

04-B過去問について

経験値を上げるためには、志望校の過去問を解くことも有効です。過去問を解くのは、1年計画の場合、9月か10月からがいいでしょう。4月から8月までに身につけた読解の方法を使って、過去問に挑戦するのです。

過去問を解くと、その大学の問題の内容や出題形式を知ることができます。自分が受ける学部だけでなく、他学部の問題を解くのも、経験値を上げるのに役立ちます。

過去問を解き始めた受験生から、「過去問の解答は、間違っていることがあるのではないか」という質問を受けることがあります。過去問の解答ですが、たしかに、100%合っているとはいえません。簡単な問題ならば、100%正解ということもありますが、難問が含まれている場合、印象としては、90%前後の正解率です。

したがって、受験生の答えと解答例が一致しない場合、自分の答えと解答例と、どちらが本当の答えか、わからなくなるケースも出てきます。解答例が正しいことも、もちろんありますが、解答例が間違っていて、受験生の答えが正解ということもありえます。

では、どうしたらよいか。N予備校の場合、Q&Aというシステムがありますから、是非そこで質問してください。生徒同士で教え合うこともできますし、僕が質問に答えることもできます。曖昧なことを曖昧なままにしないことが大切です。

そして、過去問を解く時間に関してですが、11月以降は、本番と同様に、時計を用意して、制限時間内に解くようにしましょう。時間に関しても経験値を上げるのです。

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