岩本 彩夏さん
桜美林大学ビジネスマネジメント学群
私はこの2年間受験勉強と向き合ってきて、1つ悔いが残っていることがあります。それは、受験校の選択です。私はこのことを声を大にして言いたい。自分が行ける大学じゃない、自分が行きたい大学を選ぶことが大事なんだということ。わたしは高校の時、親に迷惑かけたくないし、国立大学を目指そうとしてました。それも、浪人の10月末までそう思っていました。それも、自分が本当に行きたい大学ではない、自分の受かりそうな大学を選択していました。自分が受かりそうな大学を志望している時、本当に受かるのだろうか、受かったとしてもスッキリしないんだろうな、そう思っていました。そう思っているうちは、モチベーションが上がったり下がったりして、情緒不安定にさえなりました。模試の判定を見て憂鬱になって、未来が見えなくなりました。浪人生10月末、恩師に相談して、親とも相談した結果、志望校を国立大学から夢でさえあった上智大学に変えました。私なんて行けるはずがない、そんな考えはない、そこの大学に到達できるように、そこに照準を合わせて勉強することが受験勉強なんだ、とその恩師に言われました。確かにそうだなとおもって、11月から12月頭まで、頭が狂ったように今までの自分ではないかのように勉強しました。今までずっと横ばいだった偏差値も、合格してそこに通っている自分を思い浮かべてウキウキワクワクしながら勉強していたら自然と偏差値がぐんと伸びました。第一志望には届かなかったけど、目標校に合格できて嬉しかったです。みなさんもこういう経験をしてほしいです。だから、行きたい大学を志望校にすることを強く勧めます。いや、私なんて……と、考えてる暇があったらそこに近づくためにも一分一秒惜しまず勉強した方が自分のためだと思います。あと、勉強に関してですが、基礎が完成するまでは結構時間がかかるし、定着するまでは模試の結果がすぐに上がるとは限りません。だから、早めに基礎の勉強に取り掛かって焦らず結果を出していきましょう。その基礎勉強は、思った以上にきついと思います。毎日おんなじ勉強、たまには現実逃避したくなることもあるでしょう。たまには、休息日なんか作って、メリハリのある受験勉強をして、夢の志望校に突き進んでいってほしいです。応援しています。